


ツアー概要
ツアー概要 谷汲山華厳寺(たにぐみさん けごんじ)が “特別” とされる理由は3つあります。 ① 日本遺産に認定された、西国三十三所巡礼の“第三十三番・結願の地” 日本最古の巡礼路「西国三十三所観音巡礼」、その最終札所が谷汲山華厳寺です。 巡礼者が旅を締めくくる神聖な場所として知られています。 ② 日本で唯一 “三種類の御朱印” を授かれる寺院 ここでしか受けられない特別な御朱印を、三種類いただくことができます。 ③ 奥の院への参道に “西国三十三所のミニ巡礼” が再現 奥の院へ向かう途中には、西国三十三所すべてを模した小さなお堂が並び、 歩くだけで巡礼の旅全体を体験できる貴重なルートとなっています。


体験内容 参道沿いの宿坊風の旅館に滞在し、地域の食文化を味わいながら修行の準備をします。 華厳寺では巡礼体験と山内散策を行い、歴史と信仰の深さに触れる時間を過ごします。 その後は、地域の二つの古刹を訪ねます。 ● 霊鷲山 横蔵寺(りょうがいざん よこぞうじ) ここでは、妙心上人の「即身仏(生きたまま仏となった姿)」を拝観できます。 修行僧の並外れた覚悟と精神力に、深い感動を覚えることでしょう。 ● 萬ぺ松山 瑞巌寺(ばんしょうざん ずいがんじ) 落ち着いた寺院で、座禅と写経の体験をします。 呼吸と心を整え、自分の内面と向き合う貴重な時間をご提供します。

巡礼満願ツアー2泊3日
11/23 (日) 勤労感謝の日
11/24 (月) 振替休日
11/25 (火)
スポット情報
1日目

谷汲踊り
800年前から伝わる伝統の踊りです。昔、戦いの勝利や雨を願う時に踊られました。大きな太鼓を胸に抱え、背中には竹で作った羽をつけて力強く舞います。太鼓や笛の音が響き、村全体が一体になるお祭りのような雰囲気です。岐阜県の文化財に指定されています。

松本屋(まつもとや)
明治元年に創業した、谷汲山華厳寺の門前にある宿です。春の桜、夏の緑、秋の紅葉、冬の雪景色——四季の自然を感じながら、静かな時間を過ごせます。旅人をあたたかく迎える心が今も息づく、歴史あるおもてなしの宿です。
2日目

華厳寺(けごんじ)
西国三十三所巡礼の最後のお寺として知られています。人生を見つめ直す「心の旅」の場所でもあります。観音さまは33の姿に変わり、人々を助けるといわれています。桜や紅葉など四季の自然も美しく、静かに心を整える時間を過ごせます。

奥の院(おくのいん)
華厳寺から山道を40分ほど歩くと、十一面観音が祀られた奥の院に着きます。小さな観音堂が並ぶ道はとても静かで、鳥の声と川の音が聞こえます。さらに上には「不動明王」のお堂と「妙法ヶ窟」があり、湧き水で墨をすれば書が上達すると言われています。

谷汲あられの里
地元の老舗「だるま堂製菓」の直売所です。国産のもち米ときれいな地下水で作った100種類以上のあられが並びます。カリッと香ばしく、どれも日本らしい味わい。お土産にも人気で、伝統のお菓子作りを間近で見ることもできます。

カフェどんぐり
緑の中にある小さなカフェ。地元の「いび茶」を使ったケーキやプリンなど、手作りスイーツが楽しめます。大きな窓からは日本庭園と川が見え、季節ごとに違う景色が広がります。静かな空気とお茶の香りに癒される時間をどうぞ。

横蔵寺(よこくらじ)
約1200年前に最澄が建てたと伝わる古いお寺です。薬師如来や、修行で命を捧げた僧「妙心上人」の遺体など貴重な文化財が多く残ります。秋には400本の紅葉が鮮やかに染まり、赤い橋と三重塔の景色がとても美しいです。静かに歴史を感じられる場所です。
3日目

瑞巌寺(ずいがんじ)
約1300年前、僧・行基がこの地に地蔵菩薩をまつったことから始まった歴史あるお寺です。静かな山あいにたたずむ境内では、心と体を整える「座禅体験」を行うことができます。深呼吸をしながら心を静める時間は、まるで自分をリセットするような癒しのひととき。
地蔵菩薩像や円空仏などの貴重な文化財もあり、日本の精神文化を感じることができます。

薬膳フレンチ(春日もりもりむら)
薬草の里・春日で楽しむ特別なランチ。地元の野菜とハーブを使った体にやさしいフレンチコースが味わえます。紅葉に囲まれたレストランで、心と体を整えるひとときを。料理の彩りや香りも美しく、まるで自然の中のごちそうです。

所酒造(ところしゅぞう)
揖斐川の上流にある小さな酒蔵です。看板のお酒「房島屋」は、料理と一緒に楽しむための日本酒。冷でも温でもおいしく、味に深みがあります。酒蔵では、意外な食べ合わせの発見もあり、テイスティング体験もできます。
